いまだに自殺者吸引する 富士の樹海で起きていること
お金に困った人が昔からいかに沢山いるのか、それを知るには貨幣の需給バランスに失敗した歴史を勉強すればわかること。昔からみんな困っていたんだねー。
さりとて、それを原因としてみなさん自殺していたかというとそうではない。
うちのあるお客さんなどは「今度はエステやるから会社設立してよ」と又平気な顔をしてくるのです。
司法書士「あっれ？３年前につくったホカベン会社はどうしたの？」
社長「あれは近所に商売仇が出来たので、儲からなくなったから売っちゃった」
司法書士「倒産ですか？」
社長「いいや、売れるもんならタダに近い値段だってお金に変えるね。今回のは少し長かったから次の事業の頭金ができたからいいほうだね」
司法書士「でも儲からなくなったから止めるわけだから、それじゃ倒産じゃないですか？」
社長「倒産というのは登記簿はどうなっても構わないから手続きは税金も含めて一切やらないでトン面こくことだよ。オレのは株式譲渡して店を買いたいという従業員を役員変更登記してやったんだから倒産じゃないよ」
司法書士「お金がなくなると誰でも不安になりますよね。社長さんは平気なの？」
社長「そりゃ長い人生だもの、お金がなくなるってこともあらーな。そんなときは無いなりに暮らしていけばいいんだよ。ホームレスだって自殺してないだろ？犬やネコなんか一銭も持ってないのに平気でマイペース人生を送ってるよね。金がなくても平気だと思える人生なんだな、あいつら。俺もあーなりたいもんだが、そこは エッヘン やっぱり人間なんだな。 でもよ、 何度会社を潰しても、お金がなけりゃいやになっちゃうよ。次のやりたいことがみっかった奴は手持ち資金なんかなくたってやるだろうね。勢いさえ出てくれば釣られて資金を出してくれるような方がいらっしゃいますからね、世間には」←（ここで突然敬語を使っていることに注目）
司法書士「犬やネコの方が精神的には強いのですね？」
社長「そりゃバカは自殺しねーからな。頭のいいやつが先をジコチュー的に予想して暗くなるんだよ。勝手なもんだな」
司法書士「どうすれば犬猫なみに強くなれるんでしょうか？」
社長「そりゃオレみたいに沢山働いてみなっ！！悩んでいるヒマなんかないから」
司法書士「アホになれるほど働くんですか？」
社長「そうよ、でも単に動いているだけじゃだめだよニンベンがつかなけりゃ。趣味の勉強とか、資格試験ばっかり受けて勲章みたいに事務所に並べているセンセイはだめだね。自分に酔っているだけだもん。」
司法書士「どうして自殺しちゃうんですかね、お金がないだけの理由で。」
社長「あ、それはオレも経験あるよ。無くなってしまうことが怖いのではなくて、ゼロへ向かって急な下り坂を下りるスピードが怖いんだよ。どうせ死ぬときゃゼロなんだけど、奈落の底へ向かってジェットコースターみたいに落ちていくこの傾斜角度に弱いんだなぁ、これが。」
司法書士「社長も経験がおありのようですね。」
社長「あー３回ほどね。でも、本当に怖いのは最初の一回だけだったね。ヤクザからも追いかけられて公園のベンチで寝たこともあったよ。でもトイレはあるし朝顔も洗えるから大都市には公園が必要だね。 後の二回はいろんな先生方にお願いすればよいだけだとわかってからだし、なんとかなるよ。でもさ３回目と時はハワイへ逃げたね。」
司法書士「わーすごい、僕だって行ったことがないのにー、会社潰してハワイへ行くなんてひどーい！！」
社長「わっはっは、それだけじゃないんだよ、次の事業の偵察を兼ねているんだよ。何しろアメリカでヒットした仕事は１０年後には日本でも花開くという法則があるでしょ。
知ってる？」
司法書士「今はネット時代だし、もっと早いんじゃないの、１０年なんていう話は昔のことでしょ？」
社長「いや、そうじゃねー。情報は早くてもお客さんの感性が間に合わないんだよ、だからすぐには売れない。だから捨石ショップみたいのを見つけてそこの前をブラブラしているんだ、すると、しばらくしてからお客さんは盛り上がってくるね。逆輸入したものだって沢山あるだろ？日本で売れないものがアメリカで先に売れちゃうんだよ」
司法書士「あ、そうなんですか、医療器械とかウォーターベッドとかですか？」
社長「あっれー？？あんたバカだと思っていたけど、意外と知っているんだねー ｵﾄﾞﾛｷ」
司法書士「何をこの野郎、三回も会社を潰しておいてよくそうゆう口がきけるもんだな。 ｲｶﾘ」
社長「メンゴメンゴ。今度団子持ってくるよ。じゃ、よろしく、又来るからね〜〜〜」
司法書士「団子はいらないから書類とお金を持ってきてね」(^.^) ばいばいー
あの社長との懲りない話の中でマゴタ司法書士が感じた事は以下の通り。
【キーワードは「
世間様から借りる」ということ
資本金、従業員、設備、場所、機械、運転資金、登記サービス、自動車、その他なんでも借りてきて店舗で組み立てる。
売買契約による物品の取得も経営感覚的には世間から借りてきたもんだ。
と思えばピンチの時に世間様へ返すと理解することにより切りできるから深い傷は負わない。
つまり総合債権債務の牙城が企業だ。
社長はその指揮者に過ぎない。
それらのバランスが崩れた時が倒産という現象であって、恥ずかしいことではなく、人間に例えれば生理現象みたいなもの。
未来永劫ずっと流動資産があるわけでもないのでお金が無くなってしまう時期もあるからこの世の中から倒産が無くなることはない。
そんなときは神様から頂いたエネルギー充電タイムだと思って遊べばよい、ほとぼりが醒めるまで。】
以上、ハレー彗星の如く数年毎にやってくる倒産に懲りない父さん社長との会話より抜粋してお送りしました。
富士の樹海へ行く前に必ずお読み下さい。
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2008/3/ 9-CASTニュースより引用
山梨県富士河口湖町の青木ケ原樹海での自殺を思いとどまらせるために、「借金の解決は、必ずできます」と書いた看板を設置する運動が起こっている。「サラ金」や「ヤミ金融」への借金を苦にした人が自殺するのをストップさせようというもので、看板の設置で29人の命がこれまでに救われた、という。
「借金の解決は、必ず出来ます！私も助かりました」
内閣府がまとめた2007年版「自殺対策白書」によると、06年の日本全国の自殺者数は2万9921人で、前年に比べ632人（2.1％）減少したものの、9年連続して3万人前後の状態が続いている。このうち8000人近くが経済苦や生活苦を理由に自殺している。住所地に占める自殺発見の比率は山梨県が全国で突出しており、青木ケ原樹海周辺で死を選ぶ人が多いせいだと思われる。
富士河口湖町でも「数的なものは把握していないが、保護された人の話や警察に聞く限りでも未だに自殺する人が多いというのはある。防犯パトロールの際にもそういう方には注意するようにしている」とのことだ。
そうしたなか、サラ金やヤミ金融の被害者を救済している共催団体・全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会は2007年1月から、青木ケ原樹海での自殺を思いとどまらせるための看板を設置する取り組みをしている。
看板には、
「借金の解決は、必ず出来ます！私も助かりました、まずは相談しましょう！（電話03‐3255‐2400）」
と書かれており、同協議会によれば、実際に青木ケ原樹海でこの看板を見た29人の命が救われた。
ある東京都の女性は、青木ケ原樹海でこの看板を見て、07年3月に同協議会に「これから死のうと思う、紐を木にかけて首を吊ろうとしている」と電話。サラ金5社から約250万円を借り、10年以上返済に追われたことを苦にしているとのことだった。
電話を受けた相談員は「完全に過払いになっている、払わなくてもよくなる、払いすぎたお金は取り戻すことが出来る、死んではいけない」と必死に呼びかけ、司法書士と相談して命が救われたという。
山梨県などに看板の増設を要望
同協議会は、06年12月にグレーゾーン金利撤廃を柱にした貸金業規正法が改正された後も、「過払いであるにもかかわらず、取立てに終われて悩み続けている多重債務者が多数いる」と指摘。現在は看板2つが樹海の歩道近くに設置されているが、2つでは足りないとして、山梨県などに増設を要望している。
また、同協議会では24時間の電話相談をしている。2007年の1年間で相談件数は3268件に上った。
本多良男事務局長はJ-CASTニュースに対し、
「自殺者が相次ぐなか、こちらとしては居ても立ってもいられない状態なので今後も運動を展開していきたい。ただ、電話代の負担も大きく民間でやるのは大変。政府や自治体にもっとちゃんと取り組んでもらいたい」
と話す。
政府は2008年2月に自殺対策推進会議の初会合を開き、「2016年までに自殺率を20％減少させる」「多重債務者に対するカウンセリング体制の充実、セーフティネット貸付の充実を図る」ことが盛り込まれた自殺総合対策大綱を推進させる方針を決めている。
本多事務局長は「国・都道府県・市町村が一体になって自殺を思いとどまらせる看板設置など自殺予防対策を進めていただきたい」と述べている。
ＥＴ先ず電話 救済法という人間科学が命を救う そしたらまたやり直せるよ