怪獣映画に登場した

↓映画制作に携わるお客様から怪獣ガメラの乱闘シーンの背景に當麻事務所の看板を登場させてもらうことになり、ワクワクしながら封切りを待っていました。
美術担当さんも結構精密に街を再現するものですね、と驚いた。アンテナ、くすぼけた壁の色、雨樋、屋上給水タンクなど、良く見ると本物そっくりなんだもの。(^o^)

町並みは下高井戸商店街に似ているなぁ、と思いました、名古屋なんだけど。裏返しのノボリ、おもちゃ屋さんの商品、ガードレールの曲がり具合、駅前放置自転車の置き方まで現実的描写です。
↓どうやって作るのだろう？




最初にもらった拡大写真では大きくはっきり鮮明に見えていたのです。だから思わず期待したはずだったのですが映画ではカットされていました。
美術担当さんは「最近のマニアックな視聴者はDVDのカット画面でつぶさに観察するから手を抜けないのだ」とか言ってました。

↓怪獣の比べると極めて小さかったのです。(;_;)ｳﾙｳﾙ

ちいさいなー看板は！

そりゃそーだ。主役は怪獣なんだから。　　ガメラよ、少年よ、頑張れー！！

事務所ビルなんか全部ぶっ壊しても、日本を怪獣の攻撃から守ってくれー、っと映画のラストシーンでは手に汗を握ってしまいました。

ガメラと少年少女達の祖国を守る愛の鎖。涙と感動の名作でした。

それにしてもこれだけ精密に作っても、「見る人は一瞬のことだし、製作スタッフの苦労を味わう暇もなくすぐ怪獣に壊されてしまうのだから無駄なような気がします。
それでも手抜きしないのでしょうか？」と言ったらさきほど書いたマニア対策だ、プライドだ、と言ってました。ちゃんと仕事するなぁ。

お客様はりラックスするために映画館へ足を運ぶが製作者は夜中過ぎまで丁寧に作るのですね。
製作者と観衆の見方や立場はこれほどまで異なるものなのか？と、プロとアマの差を感じました。

実にたわいもないお話でした。^^;




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