やっとこさっとこ２００号
まだまだ続くよもやまの
話は命ある限り

重ね重ねて駄文の山
センス無き者はそれにても
それでもひたすら書くばかり
主語無き文章　変ですね

困って頼る先生に
言われてしまって大弱り

それしか出来ない者は
それしか出来ないものですよ
そう、城太郎先生も仰っていた

どこかで聞いたよこの言葉
愛媛は伊予の松山で
駅前ラーメン店に入ったら
額に掲げたこの言葉
「死ぬる時は死ぬがよく候」

ん？？

それじゃ何にもならないよ
死ぬべき人を助けるは
それこそ禅道の真骨頂
それができねば坊主など
この世に生きる資格なし

思い返せば変ですね
数度読んでも可笑しいな
役に立たないこの言葉
額にかけた店主様
何を思って掛けたのか
それを考え気遣うと
数年経てからじわじわと
効いてきましたこの言葉
城太郎先生の言うとおり
何べんやっても駄目な者
それでもやれよと元気付け
ダメかどうかは肉片の
欲が決めて下さるが
そんなものにこだわらず
ただひたすらにやりなさい
念仏念仏・・・・


然しながら恥じながら
我とて振り返る事もなし

運と才能無き者は
努力以外に道はなし
天を仰いでみたものの
幸は振って来たこと無し

一度聞いて判らぬ者は
二度三度とやるしかない
読書百遍自ずから
通ずという言葉が有難い
みんな苦労しながら来たのだね
僕だけ独りじゃないんだね

明治維新の元勲も
辞書無き時代の役人も
寝ないで休まずやりました

時の流れは平等なれど
ただ今を、だけを生きながらえてみて
ひたすらただただすがるのみ
それでもまだまだ判らない
何にすがればよいのやら

新興宗教花盛り
権力組織の体裁で
人の心を救うとは
よくも言ったり聞こえたり

己の開花を探すがよいが
師を求めることなく徒に
繰り返すだけの愚行あり
愚行は愚考の果てなれば
早く向こうへ行ってよね
それでも去らない疫病神
冷水をただ浴びるのみ

ぐるぐる回る走馬灯
夏の宵宮よいかがり　　　
しとしと降り続ける五月雨に
なんで情緒があるのかな

どこで誰に聞いたのか
それを聞いても意味も無く、
わけを聞いても応えなし

当たり前だよ、そのとおり
皆それぞれにそれなりに
活き活き生きているだけだ
他に語る術はなし

評価は貴方の勝手です
自分の尺度で計るしか
評価できないものだから
それなりに貴重というべきで
さりとてそれだけのものですね


あぁ吾、人と尋ね行きて
涙さしぐみ帰り来ぬ


ありゃ、これ、何だよ、変ですね
どっかで聞いた言葉です
落語じゃないかと思ったが
どうも様子が違うらしい

答えはどっかで聞いてよね
それこそ貯めになる話
気分変えようと散歩する
たどり着いた多摩川で
こちらは土手のスカンポに
黙って見送られる粒のもの

粒には粒の意地もあり
見過ごされるほどのものなれば
それこそ幸か不幸かの
問いにしたとてあら不思議

鉄人成功２８号
２７までは失敗作
それでも博士は努力した
いつまでかかるか知らねども
好きこそものゆえ続いたね

最後はそれだけなんですね

少し休もう夏休み
休んでみたとて進歩なし？
いいんだいいのさ蝉時雨
それでも好き者止められぬ
やっぱり書いたよ２００号
それでも止まらぬ２００号