内装の出来2
スペインの首都マドリードの場合は日本より石が豊富に産出されるのでやはりふんだんに石文化が見られるし加工技術に秀でているようです。
先ずは目の保養をして頂き色彩壁の色との調和とバランスをお楽しみ下さい。






廊下やエントランスに豊富に石が使われているためか室内にはバスルーム以外に石は使われていませんが、全体としてはウッド、クロスとの調和が石を基調として醸し出されております。
この日のマドリードは気温46℃。
オレンジ色は強烈な太陽を浴びて帰宅すると実にシックな感触に代わり温かみすら感じるようになります。
だからこそ少しも派手な印象がないのです。
つまり室内の色彩的安定は室外のそれと相対的に成り立っているのであり、高温多湿の日本ではぼやーっとした水墨画のような
景色が多いのでスペインの色彩感覚を真似してみてもしっくりこないのです。

そしてこの相対的存在が絵画や民族性にも具現されるのです。人文地理学とはかような分野の研究をする学問です。

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